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安らか

やすらか
形容動詞名詞頻度ランク #20777 · 青空 1330
1
標準
peaceful
文例 · 用例
扨、気持は、そこで一先づ安らかとなつたが、作品が熟してゆくといふことは、時日を要することであるし又、漸次のことであるから今分つたからといつて、すぐに今迄よりも好いものを書いてみせろと期待されても、六ヶ敷い。
中原中也 詩壇への抱負 青空文庫
陳述、私は明治四十年四月の末に生れ、その年十一月三日に郷里を母と母方の祖母と三人で立ち、四日乗船、六日大連着、そこで父に出迎へられ、(その父も今は亡き数、――安らかなれかし!
――世の母びと達に捧ぐ―― 一つの境涯 青空文庫
東雲ちかい汽車の寢臺で友よ 安らかに眠れ。
旅の記念として、室生犀星に 別れ 青空文庫
彼の死に顔は、安らかに見えた。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
團體の爲に一時小さな室に追ひやられた埋合せに、今度はがらあきになつた三階の一番廣く見晴らしのいゝ上等の室に移され、地面迄數へると五階の窓下を、淙々として流れる溪流の水音と、窓外の高杉の梢にしみ入る山雨の音を聞きながら此處へ來てはじめての安らかな眠りに落ちて行つた。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
お蘭は、世の中の雑音には極めて怖え易く唯一人、自分だけ静な安らかな瞳を見せる野禽のような四郎をいじらしく思った。
岡本かの子 みちのく 青空文庫
かすかな心の安らかさと親しさとが夜の底から昇るでせう。
宮澤賢治 ラジュウムの雁 青空文庫
時には安らかにそれで以て君は君の薄い髯を当る。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
作例 · 標準
彼は家族に見守られながら、最後は安らかな表情で息を引き取った。
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赤ん坊が安らかな寝顔を見せているのを見ると、こちらの荒んだ心も癒される。
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騒動がようやく収まり、村にはかつてのような安らかな日常が戻ってきた。
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