分封
ぶんぽう
名詞動詞-サ変
標準
hiving off
文例 · 用例
其歳閏九月、たま/\天文の変ありて、詔を下し直言を求められにければ、山西の葉居升というもの、上書して第一には分封の太だ侈れること、第二には刑を用いる太だ繁きこと、第三には治を求むる太だ速やかなることの三条を言えり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
其の分封|太侈を論ずるに曰く、都城|百雉を過ぐるは国の害なりとは、伝の文にも見えたるを、国家今や秦晋燕斉梁楚呉※の諸国、各|其地を尽して之を封じたまい、諸王の都城宮室の制、広狭大小、天子の都に亜ぎ、之に賜うに甲兵衛士の盛なるを以てしたまえり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
巍の言に曰く、我が高皇帝、三代の公に法り、※秦の陋を洗い、諸王を分封して、四裔に藩屏たらしめたまえり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
西北諸王の子弟は、東南に分封し、東南諸王の子弟は、西北に分封し、其地を小にし、其城を大にし、以て其力を分たば、藩王の権は、削らずして弱からん。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
ポケットから半分封筒がはみ出している。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
かへりみすれば、川添の根白柳を濡燕、掠め飛び交ふ雨あがり、今、夕影のしるけきに、生のこの世の忙しさよ、地には蟻のいとなみを、空には蜂の分封をつくづく見れば、宿命のかたき掟ぞいちじるき。
— 上田敏 『牧羊神』 青空文庫
桐葉分封二百余、蒼々陰護九松居、 無端燬倣渾間事、同病応憐道士徐。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
広義の翻訳一般はこうした一種の論理学的機能であるが、普通の意味での翻訳も、思想を国語に基づく特殊性から解放し、宇宙的な世界理性による一般性の場所に於て、之を分封するという論理的操作である。
— 戸坂潤 『クリティシズムと認識論との関係』 青空文庫
作例 · 標準
春になると、新しい女王蜂が群れを連れて巣を離れる分封が観察される。
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養蜂家は、分封が起きる兆候を見逃さないよう細心の注意を払っている。
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庭の木に蜂が大きな塊を作っていたが、それは一時的な分封の移動中だった。
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