残念がる
ざんねんがる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to appear to regret (an outcome, etc.)
文例 · 用例
返事をしないとしたらあの男はひどく残念がるのだし、しまひには腹をたてる。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
併し謝源は少しも残念がる様子もなく或夜コツソリと一そうの小舟で首里からのがれて行つた。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
私のこんな情ない有様を、母や兄が見たなら、どんなに残念がることか、地団駄踏んで口惜しがることだろう、としきりに悲しく思っても、もはや私は、意志のブレーキを失っている。
— 太宰治 『善蔵を思う』 青空文庫
内にばかりいると、いろんな事を思ってならないから、己はこれから外へ出るが、跡へ娘が来て、己に逢われないのを残念がるだろう。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
「どうも、これはあなたが残念がるよりも私は一層残念なことに思いますが、もうその狆は何処かへくれてしまったでしょうか」 私が訊ねますと、合田氏は、「さあ、多分、もう何処かへ縁付いたことと思いますが、ひょっとすると、まだそのままになっているかも知れません。
— 好き狆のモデルを得たはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
長蛇逸したる如き金一百円の成功報酬を、今日も机の前に坐って、残念がること、例の如し。
— 海野十三 『特許多腕人間方式』 青空文庫
年頃の息子に嫁を持たせたいと云うのは親の情としてさもあるべき事だが、死んだ子に娶を迎えて置かなかったのをも残念がるのは少々|平仄が合わない。
— 夏目漱石 『趣味の遺伝』 青空文庫
ダニーロがそんな果ない最期を遂げようとは夢にも思はなかつたといつて残念がるのだ。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
作例 · 標準
遠足が中止になったと聞いて、子供たちはとても残念がっていた。
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彼女はコンサートに行けなかったことを、今でも残念がっている。
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彼が退職すると発表すると、多くの同僚がその早すぎる決断を残念がった。
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