年回
ねんかい
名詞
標準
death anniversary
文例 · 用例
悪い年回りはむしろいつかは回って来るのが自然の鉄則であると覚悟を定めて、良い年回りの間に充分の用意をしておかなければならないということは、実に明白すぎるほど明白なことであるが、またこれほど万人がきれいに忘れがちなこともまれである。
— 寺田寅彦 『天災と国防』 青空文庫
明治二十五年(翁七十六歳)九月、先師喜多能静氏の年回(二十五回忌)として追善能が東都に於て催さるる事となった。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
およそ世の中に、運命が自分の誕生の日の十干十二支(年回り)や、九宮二十八宿(星回り)なんぞによって前定していると信じたり、又は自分の持つ骨格や血色なんぞに因って、前定しているものと信じて、そして自分が幸運でないことを嘆く者ほど、悲しむべき不幸な人はない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
自分はこの新春から故グレエ子爵の『二十五年回想記』と『フアロドン雑講』を読んでゐるが、この大戦中の英名外相がその政治的活躍の背景として様々な楽しみ乃至趣味を有つてゐたのに驚く。
— 平田禿木 『趣味としての読書』 青空文庫
之は、新仏のお墓とか、又は年回などの時に折々灯される灯火なのです。
— 尾崎放哉 『入庵雑記』 青空文庫
)第一、殊に亡母の年回、小生々涯最早逢がたき事に侯へば……」とある。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
一九三六年回顧北條民雄 ここ十日ばかりといふもの、何もせずにぼんやりと机の前に坐つて暮してゐる。
— 北條民雄 『一九三六年回顧』 青空文庫
「どうもことしは年回りがよくない。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
故人の年回法要が、来月執り行われる。
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今年は祖父の七回忌の年回にあたる。
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家族で集まり、年回を偲んだ。
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