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妖異

ようい
名詞
1
標準
mysterious occurrence
文例 · 用例
それは笑いというべきものであったか、何であったか分らぬ、如何なる画にも彫刻にも無い、妖異で凄惨なものであった。
幸田露伴 連環記 青空文庫
大体につきてこれを思うに、人界に触れたる山魅人妖異類のあまた、形を変じ趣をこそ変たれ、あえて三国伝来して人を誑かしたる類とは言わず。
泉鏡花 遠野の奇聞 青空文庫
冒険的にも見たかったのでありますが、牛若ほどの器量がないから、魔道妖異の三略には、それきり、手を触れる事が出来なかった。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
竹実の事は白井博士の『植物妖異考』上に詳し。
犬に関する伝説 十二支考 青空文庫
法医学夜話(石神刀文氏著)       第五章 人身の妖異 その一 姙娠奇談 人身の妖異、その他に関する法医学上の興味ある挿話も亦決して珍らしからず。
夢野久作 押絵の奇蹟 青空文庫
天下を治むる宰相にその器量なくして、国家まさに亡びんとすればこそ、もろもろの妖異も出て来るのじゃ。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
何か荘厳な宗教上の儀礼をいとなんでいる時の高僧のような女の顔と、しずかに水を飲んでいる私の靴とを鏡のなかに見ていると、その妖異さはわけもなく私から呼吸を奪って、そうそうたる水音が部屋を占めるなかで、私は冷たい床板に一そうぴったりと身を貼りつけた。
テムズに聴く 踊る地平線 青空文庫
それから今度は、寝棺の蓋の上に寝ている美少女の派手な下着を剥ぎ取って、白坊主に着せまして、その上から緋鹿子絞りの扱帯をキリキリと巻付けてやりましたが、その姿の奇妙さ、滑稽さ……そうして、それと向い合って見下している黒怪人物の、今更に眼に立つ物々しい妖異さ……。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
作例 · 標準
深夜の古城には、妖異な雰囲気が漂っていた。
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この森では、過去に妖異な出来事が起こったと言われている。
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妖異な現象に遭遇し、思わず身震いした。
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