砲身
ほうしん
名詞
標準
gun barrel
文例 · 用例
しかし彼等はなほ不安がつて、彼を野砲の砲身のそばに立たせ、二十発もの実弾を打ちました。
— 鈴木三重吉 『勇士ウ※ルター(実話)』 青空文庫
大砲の砲身を針金で捲くあの方法の力学を考えながら、どうなるかと思って毎日見ていた。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
そしてやっとのことで、砲身のすぐ横に血に染まって倒れている中尉を見出したのである。
— 菊池寛 『ゼラール中尉』 青空文庫
筒が灰色で、砲身は朱塗に按配されて、重い両輪を備えてゐた。
— 牧野信一 『淡雪』 青空文庫
それは主力戦艦の主砲よりはるかに長さは短いが、それでも砲身の全長は五メートル近くもあった。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
亜鉛屋根を抜けて真赤な焔の幕が舞い下りたと思った刹那、砲身も兵も建物も、がーんばりばりと大空に吹きあげられてしまったから。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
その前にはわたしは砲術を研究しておったのだが、砲身の内側の穴の中には砲弾に威力をつける線条というものがある。
— 横光利一 『馬車』 青空文庫
私は校庭に据ゑられた分捕品の砲身に縋り、肩にかけた鞄を抱き寄せ、こゞみ加減に皆からじろ/\向けられる視線を避けてゐた。
— 嘉村礒多 『途上』 青空文庫
作例 · 標準
博物館に展示されている巨大な砲身は、かつての戦艦がいかに強大だったかを物語っている。
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戦車が移動するたびに、長い砲身が周囲を威嚇するように左右に動く。
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連続して砲弾を放ったため、砲身は素手で触れないほど熱くなっていた。
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