炊さん
すいさん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
cooking (rice, grains)
文例 · 用例
麓の遠い村々にはもう夕べの炊さんの煙が、なびいている。
— 佐藤垢石 『わが童心』 青空文庫
「ついぞまだ、宮中へすいさんいたしたこともございません。
— NATTERGALEN 『小夜啼鳥』 青空文庫
だから日本軍がちゃちゃっとはんごうすいさんをやって、胡麻塩かなんかでちゃちゃっと片づけて戦線へ出るじぶんに、やつらはようやくパン竈から焼けたパンを出し、片一方ではシチュー鍋をかきまわしているという始末さ、と春彦は云った。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
――米英の観戦武官たちは、はんごうすいさんの実態を見、土木工事の飯場よりひどく、藁の上に毛布で寝る寝台を見、牛肉の罐詰が日清戦役のときからの貯蔵品であることを認めて、これは造兵機構の驚異であり、特に即席兵食においてはいかなる文明国軍隊も敵すべからざるものだと舌を巻いたそうだ、と熱をこめて云った。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
作例 · 標準
「さあ、みんなで協力して炊さんをしよう。今日は美味しいご飯を炊くぞ!」と、キャンプリーダーが檄を飛ばした。
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非常食として備蓄された米を、限られた燃料で上手に炊さんする方法を訓練した。
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「お母さんの炊さんしたご飯は、やっぱり一番美味しいね!」と、子供は満面の笑みで頬張った。
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