自炊
じすい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #21714 · 青空 249 例
標準
cooking for oneself
文例 · 用例
五 二十八の夏でございました、そのころはやや運が向いて参りまして、鉄道局の雇いとなり月給十八円|貰っていましたが女には懲りていますから女房も持たず、婆さんも雇わず、一人で六畳と三畳の長屋を借りまして自炊しながら局に通っておったのでございます。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
そこの貧民小学校の教師をして農学校に通う学生の二三人が自炊している事務所を兼ねた一室に来ると、尋常四年を受持っている森村が一人だけ、こわれかかった椅子に腰をかけて、いつでも疲れているような痩せしょびれた小さな顔を上向き加減にして、股火鉢をしていた、干からびた唇を大事そうに結びながら。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
」 十九「それからその少え方は、(どうだろう、その黒門の空家というのを、一室借りるわけには行くまいか、自炊を遣って、しばらく旅の草臥を休めたい、)と相談|打ったが。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
人が住めば水も要ろうで、何も釣瓶の音が不思議と云うでは、道理上、こりゃ無いのでありまするが、婆さんに聞きました心積り、学生の方が自炊をしてお在と云えば、土瓶か徳利に汲んで事は足りる、と何となく思ってでもおりましたせいか、そのどうも水を汲む音が、馴れた女中衆でありそうに思われました。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
まだその騒ぎの無い内、当地で、本郷のね、春木町の裏長屋を借りて、夥間と自炊をしたことがありましたっけが、その時も前の年火事があったといって、何年にもない、大変な蚊でしたよ。
— 泉鏡花 『女客』 青空文庫
むす子が、起きてから珈琲を沸すのが面倒な朝や、夜更けて帰りしなに立ち寄るかも知れない小さい箱のようなレストランや、時には自炊もするであろう時の八百屋、パン屋、雑貨食料品店などをむす子に案内して貰って、一々立ち寄ってみた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
私は直きその停車場最寄の処に、」「しばらく、」「先々月あたりから、」「いずれ、御旅館で、」「否、一室借りまして自炊です。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
自炊をするのだつて云つて。
— 木下杢太郎 『少年の死』 青空文庫
作例 · 標準
一人暮らしを始めてから、毎晩自炊するようにしている。
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外食ばかりだと高くつくので、週末は自炊で済ませる。
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「今日の夕食は何?」「うーん、冷蔵庫にあるもので適当に自炊するよ。」
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標準
scanning a book or magazine to create an ebook by oneself
作例 · 標準
古い本をデジタル化するために、自分で自炊作業を行った。
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読みたい本が絶版になっていたので、古書を購入して自炊することにした。
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「この漫画、電子書籍版が出てないんだよね。友達に頼んで自炊してもらうしかないかな。」
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