推参
すいさん
形容動詞名詞
標準
paying an unannounced visit
文例 · 用例
退れ、推参な、無礼千万。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
」 急先鋒の屠犬児、玄関へ乱入する、前面を立塞ぎて喰留むるは護衛の門番、「退れ、推参な!
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
そんなこんなで村の者も行かなくなり、爺様も夜は恐がって参りませんから、貴下の御容子が分らないに因って、家つきの仏を回向かたがた、お見舞申してはくれまいか、と云うに就いて、推参したのでございますが、いや、何とも驚きました。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
すでに過日も、現に今日の午後にも、礼之進が推参に及んだ、というきっさきなり、何となく、この縁、纏まりそうで、一方ならず気に懸る。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
下より射たるを受けたるなり)推参な。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
お咎めをもって生命をめさりょうとも、男といたし、階子から落ちて怪我をするよりはと存じ、御戒をも憚らず推参いたしてございます。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
図書 (心づき、蹌踉と、且つ呼吸せいて急いで寄る)姫君、お言葉をも顧みず、三度の推参をお許し下さい。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
主従は三世の中じゃ、遠慮なしに閨へ推参に及んだ、悪く思うまいな。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
作例 · 標準
「悪党め、今こそ我が剣で貴様の無体を裁く!推参!」と、侍は叫びながら城門を破った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「なんだ、急に現れて!一体どういうご用件で推参されたのですか?」と、当主は訝しげに尋ねた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
突然の来客に、彼は驚きつつも、その「推参」の意図を慎重に探ろうとした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite