折檻
せっかん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
physical punishment
文例 · 用例
頑固親爺が不幸むすこを折檻するときでも、こらえこらえた怒りを動作に移してなぐりつける瞬間に不覚の涙をぽろぽろとこぼすのである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
そうしてかわいいわが子を折檻しなければならないわが身の悲運を客観するときにはじめて泣くことができるらしい。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
シロオテは折檻されながらも、日夜、長助はるの名を呼び、その信を固くして死ぬるとも志を変えるでない、と大きな声で叫んでいた。
— 太宰治 『地球図』 青空文庫
弁慶、情けの折檻である。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
弁慶の苦肉の折檻であった等とは、他人には、わからないのが当然である。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
色々と折檻もして見たが無駄なので親父も持餘し、遂にお寺樣と相談した結極が斯いふ親子の問答になつた。
— 国木田独歩 『怠惰屋の弟子入り』 青空文庫
苦い敵愾心が又胸につきあげて来た――嫉妬と云ふ言葉ででも現はすべき敵愾心が――「それでなくてもパヽは怖いものなんだよ、……それ……に」 パヽだけが折檻をやつては、尚更怖がらせるばかりで、仕舞にはどう始末をしていゝか判らなくなる。
— 有島武郎 『An Incident』 青空文庫
此の一|歩に身のかはを剥がれたために可惜や、お春と云ふ其の娘は繼母のために手酷き折檻を受けて、身投げをしたが、其も後の事。
— 泉鏡太郎 『二た面』 青空文庫
作例 · 標準
昔のドラマでは、門限を破った娘が父親から物差しで叩かれるといった折檻のシーンがよく見られた。
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「これくらいの折檻で済んでよかったと思え」と、師匠は厳しい目つきで弟子を叱責した。
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いかなる理由があろうとも、子供に対して肉体的な苦痛を与える折檻は現代では許されない。
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標準
severe scolding
作例 · 標準
嘘をついたことがバレて、祖父から蔵に閉じ込められるという厳しい折檻を受けた。
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「二度とこんな真似はいたしません」と、彼は激しい折檻の後に泣きながら謝罪した。
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折檻という名目で行われる虐待を未然に防ぐため、近隣住民の注意深い見守りが必要だ。
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