天外
てんがい
名詞
標準
beyond the heavens
文例 · 用例
それを受けて「雲に鳥」は、前のフレーズと聯絡がなく、唐突にして奇想天外の着想であるが、そのため気分が一転して、詩情が実感的|陰鬱でなく、よく詩美の幽玄なハーモニイを構成している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
面白そうに笑って作業をしながらも、天外の漂流者という孤独の感が胸に迫る。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
頭がようやく冴えて来た、足許の岩では、偃松が近くは緑に、遠くは黯くなって、蜿ねっている、天外絶域の、荒れはてた瘠土にまで、漂って来た、緑の垂直的終点を、私は今踏んでいるのだ。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
科学上の新知識、新事実、新学説といえども突然天外から落下するようなものではない。
— 寺田寅彦 『科学上の骨董趣味と温故知新』 青空文庫
このほか、徳田秋声、広津柳浪、小栗風葉、三島霜川、泉鏡花、川上眉山、江見水蔭、小杉天外、饗庭篁村、松居松葉、須藤南翠、村井弦斎、戸川残花、遅塚麗水、福地桜痴等は日露戦争、又は、日清戦争に際して、いわゆる「際物的」に戦争小説が流行したとき、それぞれ、こぞって動員されている。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
江見水蔭、小杉天外、泉鏡花、饗庭篁村、村居松葉、戸川残花、須藤南翠、村井弦斎、遅塚麗水、福地桜痴等がその作者だった。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
他の小杉天外にしろ松居松葉にしろ、みなその程度のものである。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
そして天外より飛来する粒子の考えなどは、現在の宇宙微塵や太陽からの放射粒子線を連想させる。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
作例 · 標準
そのSF映画の舞台は、天外に広がる未知の惑星群と銀河帝国だった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼の発想は常に天外を往くようなもので、常識に囚われない独創性がある。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「天外に天あり」という言葉は、自分の実力を過信してはいけないという戒めだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview