難詰
なんきつ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
reprimand
文例 · 用例
』アグリパイナは、威厳を失わず、きっと起き直って難詰した。
— 太宰治 『古典風』 青空文庫
しかしながら友人の誤解と難詰はヨブの思想を刺戟し、神を知らんとする熱情を益々高めし故、かえって彼を光明に向って導く原動力となるのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
三友の難詰の語はヨブより大真理を喚び出したという点において有意味ではあるが、その価値においては到底ヨブ自身の語とは比較し得べくもないのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
◯彼を誤解し、彼を難詰し、彼を侮辱する友を全く忘れ得ぬは何故であるか。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
しかるにわずか数年前横浜の外字新聞にわが国貴勝の隠れさせたまえる時刻に真仮の二様あったとて、かかる国民に何の史実何の誠意を期待し得べきと手酷く難詰しあったそうで、その訳文を京阪の諸紙で見た。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
畢竟するに馬琴が頻りに『水滸』の聖嘆評を難詰|屡々するは『水滸』を借りて自ら弁明するのではあるまいか。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
私はその一言を聴くと、最早|何んな難詰の言葉を見出す力をも失った。
— 松永延造 『ラ氏の笛』 青空文庫
」と難詰する事を何故か控えて了った。
— 松永延造 『職工と微笑』 青空文庫