養父母
ようふぼ
名詞
標準
adoptive parents
文例 · 用例
養父も秘密を明けて却って安心した様子、僕も養父母の高恩を思うにつけて、心を傾けて敬愛するようになり、勉学をも励むようになりました。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
二人とも中年近いので、もう二三年もして子供が出来ないなら、何とか法律上の手続をとつて、ひろ子を養女にするか、自分たちが養父母に直るかしたい気組みである。
— 岡本かの子 『蔦の門』 青空文庫
養父母の気にいられようと思って、悋気の強い女房こそ所望でございます、などと分別顔して言い出したばかりに、これは、とんでもない事になった、と今はひそかに後悔した。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
うちの養父母や、お磯婆さんから飽きる程繰り返して聞かされているでしょうし、又、村の者の噂や何かも直接間接に耳にしている筈ですから、恐らく誰よりも詳しく知っているでしょう。
— 夢野久作 『復讐』 青空文庫
加特力教信ずる養父母は、英吉利人に使はるるを嫌ひぬれど、わが物読むことなど覚えしは、彼家なりし雇女教師の恵なり。
— 森鴎外 『うたかたの記』 青空文庫
もうその時は養父母は居らず、奥さんが雲坪が長崎へ発足された当時残された二人の子、男一人女一人を育てて居た。
— 野口雨情 『小川芋銭先生と私』 青空文庫
彼は養父母を失うと、それまで勤めて居た会社をやめて家にひっこんでぶらぶら暮して居ました。
— 小酒井不木 『暴風雨の夜』 青空文庫
加藤家には、旧主人に愛された老婆が一人雇われて居りましたが、信之は、何かにつけて、うるさく思い、養父母の死後、間もなく暇を出して、若い女中とかえました。
— 小酒井不木 『暴風雨の夜』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、優しい養父母のもとで愛情深く育てられた。
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養父母は、実の親子と変わらない強い絆で結ばれている。
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養父母への感謝の気持ちを伝えるため、手紙を書いた。
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