実親
じつおや
名詞
標準
biological parent
文例 · 用例
将門の在京中に、貞盛が嘗て式部卿|敦実親王のところに詣つた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
入院中に受けた待遇についてなんらの判断も記憶も持ち得ないし、また帰宅しても人間に何事も話す事のできないような患者に忠実親切な治療を施すという事があたりまえではあるがなんとなく美しい事のように思われた。
— 寺田寅彦 『子猫』 青空文庫
――ところが、全く私にとつては意外のことには奴の両眼は女のやうに柔和な光りに溢れて、物優し気にまたゝき、真実親しさうに長い顔を上下にゆすりながら、片方の前脚で、もつと私に側へ寄つて呉れと物言ふが如くにこつこつと飼馬桶の端を叩くのであつた。
— 「吾が昆虫採集記」の一節 『夜見の巻』 青空文庫
嫁の役目と思えば勉強すべきなれども、其教訓いよ/\厳重にして之を守ることいよ/\窮窟なる其割合に、内実親愛の情はいよ/\冷却して内寒外温、遂に水臭き間柄となるは自然の勢にして、畢竟するに舅姑と嫁と、親子にも非ざる者を親子の如くならしめんとして失敗するものと言うの外なし。
— 福沢諭吉 『女大学評論』 青空文庫
我輩も勉めて勧告する所なれども、真実親愛の情に至て彼れと此れと果して同様なるを得べきや否や。
— 福沢諭吉 『女大学評論』 青空文庫
要するに、表面は空しく見せてその実豊かに、表面は無愛想でもその実親切を貴ぶのが小諸だ。
— 島崎藤村 『千曲川のスケッチ』 青空文庫
クリストフは一瞬間前では、新たにシュルツに会いに行かないで、そのまま去ってしまおうと考えていたが、すぐに老人の誠実親切な魂を感じて、彼を愛しだした。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
なかなか趣向は愉快に組んであって、佐々木巌流が吉岡の娘に惚れ、吉岡を殺して逃げる、武蔵は吉岡の子で、肥後の加藤家に流浪して来て、宮本武右衛門という者の養子になり、実親の仇を討って、巌流島の仇討というものを天下にとどろかせるという筋。
— 吉川英治 『随筆 宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
このシステムは、実開放型システムとして設計されており、外部からのアクセスが容易だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
実開放型システムは、セキュリティ対策が不十分だと不正アクセスのリスクが高まる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
新しいプラットフォームは、実開放型システムを採用することで、開発者コミュニティの協力を得やすくしている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite