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金将

きんしょう
名詞
1
標準
gold general
文例 · 用例
金将たり、銀将たり、飛車角、桂香を以て自ら任じつつ飯喰い種にして行く者が滔々として皆|然りであるが、その飯喰い種を皆棄てて、将棋盤の外にいて将棋を指している奴は、なかなか居るものでない。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
すると行長の宝剣はおのずから鞘を離れるが早いか、ちょうど翼の生えたように金将軍の方へ飛びかかって来た。
芥川龍之介 金将軍 青空文庫
しかし金将軍は少しも騒がず、咄嵯にその宝剣を目がけて一口の唾を吐きかけた。
芥川龍之介 金将軍 青空文庫
けれども首のない行長の体は手さぐりに宝剣を拾ったと思うと、金将軍へそれを投げ打ちにした。
芥川龍之介 金将軍 青空文庫
不意を打たれた金将軍は桂月香を小腋に抱えたまま、高い梁の上へ躍り上った。
芥川龍之介 金将軍 青空文庫
が、行長の投げつけた剣は宙に飛んだ金将軍の足の小指を斬り落した。
芥川龍之介 金将軍 青空文庫
王命を果した金将軍は桂月香を背負いながら、人気のない野原を走っていた。
芥川龍之介 金将軍 青空文庫
金将軍はふと桂月香の妊娠していることを思い出した。
芥川龍之介 金将軍 青空文庫