仲居
なかい
名詞頻度ランク #26786 · 青空 312 例
標準
waitress (in a ryokan or traditional restaurant)
文例 · 用例
ああして月給取も店員も運転手も職工も小僧も女事務員も町娘も女給も仲居もガソリンガールも一緒になって踊っているのは何と美しく善いことだろう。
— 九鬼周造 『祇園の枝垂桜』 青空文庫
水自転車、香港、そこで彼女は仲居をしていた。
— 吉行エイスケ 『飛行機から墜ちるまで』 青空文庫
遣手も、仲居も、女どもも驅けつけたが、あきれて廊下に立つばかり、話に聞いた芝天狗と、河太郎が、紫川から化けて來たやうに見えたらう。
— 泉鏡太郎 『火の用心の事』 青空文庫
仲居さんが差し出したお勘定書を見た途端、あの人は失敗たと叫んで、白い歯の間からぺろりと舌をだした。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
仲居さんは、あの人が財布の中のお金を取り出すのに、不自然なほど手間が掛るので、諦めてぺたりと坐りこんで、煙草すら吸いかねまい恰好で、だらしなく火鉢に手を掛け、じろじろ私の方を見るのだった。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
何という不作法な仲居さんだろうか、と私はぷいと横をむいたままでいたが、あ、お勘定が足りないのだとすぐ気がつきハンドバックから財布を出して、黙ってあの人の前へおしやり、ああ恥かしい、恥かしいと半分心のなかで泣きだしていた。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
桔梗家の二階――鴨川をへだてて、四条京阪のプラットホームや、南座の灯が見える部屋で、小郷虎吉は芸者や仲居を相手に、かなり酔っていた。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
その時|仲居は「高林先生」とか「若先生」とか云って無暗にチヤホヤした。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
作例 · 標準
旅館に着くと、着物姿の仲居さんが温かく迎えてくれた。
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部屋食の準備を、ベテランの仲居さんが手際よく進めてくれた。
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お風呂の時間を仲居さんに尋ねると、親切に教えてくれた。
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