神韻縹渺
しんいんひょうびょう
形容詞-たる副詞-と
標準
(a work of art being) sublime
文例 · 用例
同じ「野守」でも只圓翁のは時間的には非常に急迫した、急転直下式の感じに圧倒されながら、あとから考えると誠にユッタリした神韻縹渺たる感じが今に残っている。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
また一幅の名画に対するとせよ、我々はその全体において神韻縹渺として霊気人を襲う者あるを見る、而もその中の一物一景についてその然る所以の者を見出さんとしても到底これを求むることはできない。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
この一歌は神韻縹渺、集中この類の諸歌にたちまさりたり。
— 蒲原有明 『『二十五絃』を読む』 青空文庫
へんにモゴ/\、フワ/\、モヤ/\として、まことに神韻縹渺としてゐる。
— 正岡容 『初代桂春団治研究』 青空文庫
天文時代の風俗をすがたに持った人物と人物とが、颯爽と、あらゆる太刀の形を取って、白刃の斬合をしている図――それをながめていると、神韻縹渺として、山荘の軒に、霧の迫ってくる心地がするのである。
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
先生の大名は、耳に久しく、先生の神韻縹渺たるおすがたには、今日、初めて接する者です。
— 孔明の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
その水墨画は、見る者に神韻縹渺たる美しさを感じさせた。
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彼の文章は、神韻縹渺としており、読む者を別世界へと誘う。
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この作品の神韻縹渺たる雰囲気は、見る者の心を揺さぶる。
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