県下
けんか
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #30610 · 青空 9 例
標準
in the prefecture
文例 · 用例
小学校を卒業するや、僕は県下の中学校に入ってしまい、しばらく故郷を離れたが正作は家政の都合でそういうわけにゆかず、周旋する人があって某銀行に出ることになり給料四円か五円かで某町まで二里の道程を朝夕往復することになった。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
どうか思うたが、取次いだ小使どんが、やや暫時あって引返して、お目に掛ろう言わるる、通れ、とあって、廊下伝い方角を教わって、そしてそれから歩行き出したがね、――私は先年この岐阜県下ですわ、飛騨のある山家|辺僻に勤務した事があって、深い谷陰、高い崖に煙草の密造をする奴を検べに行ったのじゃね。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
知事の君をはじめとして、県下に有数なる顕官、文官武官の数を尽し、有志の紳商、在野の紳士など、尽く銀山閣といふ倶楽部組織の館に会して、凡そ半月あまり趣向を凝されたるものに候よし。
— 泉鏡花 『凱旋祭』 青空文庫
へんな気持ちになりますから」 復一は関西での金魚の飼育地で有名な奈良大阪府県下を視察に廻った。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
奈良県下の郡山はわけて昔から金魚飼育の盛んな土地で、それは小藩の関係から貧しい藩士の収入を補わせるため、藩士だけに金魚飼育の特権を与えて、保護|奨励したためであった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
県下の半鹹半淡の入江の洲岸に鼎造はうっかり場所を選定してしまったのであった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
その上都会に近い静岡県下の養魚場が発達して、交通の便を利用して、鯉鰻を供給するので、鼎造の商会は産魚の販売にも苦戦を免れなかった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
かつて同じ千葉県下に起つた事実で斯ういふのがあつた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
作例 · 標準
県下全域に暴風警報が発令され、警戒が呼びかけられた。
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県下には多くの観光名所があり、毎年多くの観光客が訪れる。
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このイベントは県下最大規模で行われる。
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