流れ着く
ながれつく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
標準
to drift (to)
文例 · 用例
二、三日中に何処かの浜へ死骸になって流れ着くよ。
— 牧逸馬 『アリゾナの女虎』 青空文庫
何か漂流しているか、海岸に流れ着くか、兎に角、一万七千噸もある大客船が沈没した以上、何かしらそれだけの証跡がなければならない。
— 牧逸馬 『沈黙の水平線』 青空文庫
それは、夜陰に乗じてそっと海へ乗り出し、ヒスパニオーラ号の錨索を切って、どこでも流れ着く処へ船を坐礁させようというのであった。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
船材はいまある艀と、入江に流れ着く破船の古材を使うことにし、かわるがわる入江へ出て、たよりになる船材や丸木の着くのを待っていたところ、五十二日目に船底に使うのに恰好な厚い樟の板がうちあがってきた。
— 久生十蘭 『藤九郎の島』 青空文庫
この二三日、鬱金色の扱帶だの、鹿の子絞りの下締だの、變なものが百|本杭や永代へ流れ着くさうですよ」「そいつは耳寄りな話だ。
— 七人の花嫁 『錢形平次捕物控』 青空文庫
この二三日、鬱金色の扱帯だの、鹿の子絞りの下締だの、変なものが百本杭や永代へ流れ着くそうですよ」「そいつは耳寄りな話だ、行ってみるか、八兄イ」 利助は立ち上がりました。
— 七人の花嫁 『銭形平次捕物控』 青空文庫
椰子の実の流れ着くという浜辺は多かったはずであるが、是が島崎氏のいうような遊子によって、取り上げられる場合が少なかったかと思われる。
— 柳田国男 『海上の道』 青空文庫
八 日本の海端に、ココ椰子の実が流れ着くということは、決して千年ばかりの新らしい歴史ではなかったはずであるが、書物で海外の知識を学び取ろうとした者は、かえって永い間それを知らずにいた。
— 柳田国男 『海上の道』 青空文庫
作例 · 標準
嵐の後、大きな流木が海岸に流れ着いた。
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長い旅の末、彼は見知らぬ港町に流れ着いた。
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遭難者は無人島に流れ着き、救助を待った。
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