幻辞.com

漂着

ひょうちゃく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #24885 · 青空 217
1
標準
drifting ashore
文例 · 用例
斉明天皇の御代に二艘の船に分乗して出掛けた一行が暴風に遭って一艘は南海の島に漂着して島人にひどい目に遭わされたとあり、もう一艘もまた大風のために見当ちがいの地点に吹きよせられたりしている。
寺田寅彦 颱風雑俎 青空文庫
しかし、逆説的に聞えるかもしれないが、その同じ颱風はまた思いもかけない遠い国土と日本とを結び付ける役目をつとめたかもしれない、というのは、この颱風のおかげで南洋方面や日本海の対岸あたりから意外な珍客が珍奇な文化を齎して漂着したことがしばしばあったらしいということが歴史の記録から想像されるからである。
寺田寅彦 颱風雑俎 青空文庫
陳者、予てより御通達の、潮流研究用と覚しき、赤|封蝋附きの麦酒瓶、拾得次第|届告仕る様、島民一般に申渡置候処、此程、本島南岸に、別小包の如き、樹脂封蝋附きの麦酒瓶が三個漂着致し居るを発見、届出申候。
夢野久作 瓶詰地獄 青空文庫
右は何れも約半里、乃至、一里余を隔てたる個所に、或は砂に埋もれ、又は岩の隙間に固く挟まれ居りたるものにて、よほど以前に漂着致したるものらしく、中味も、御高示の如き、官製|端書とは相見えず、雑記帳の破片様のものらしく候為め、御下命の如き漂着の時日等の記入は不可能と被為存候。
夢野久作 瓶詰地獄 青空文庫
大阪に、岡山に、広島に、西へ西へと流れて遂にこの島に漂着したのが去年の春。
国木田独歩 酒中日記 青空文庫
そして希望なき零落の海から、希望なき安心の島にと漂着した。
国木田独歩 河霧 青空文庫
思ふに此潮流はラツカデヴ群島の方面から、印度大陸の西岸を船に見出されるとか、何國かの貿易港へ漂着するとか、兎角して救助を得られぬ事もあるまいと考へたのである。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
斯る塲合だから、勿論委しい事は語らぬが、船の沈沒から此島へ漂着までの大略を告げると、大佐も始めて合點の色、『其樣な事だらうとは想ひました、實に酷い目にお逢になりましたな。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
作例 · 標準
激しい嵐が過ぎ去った翌朝、砂浜には遠く南の島から流れてきたと思われるヤシの実が漂着していた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
船が座礁し、救命ボートで脱出した乗組員たちは、幸運にも無人の小島に漂着することができた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
海外の文字が書かれたペットボトルが大量に漂着しているのを見て、海洋プラスチック問題の深刻さを実感した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview