一偏
いっぺん
名詞-接尾辞頻度ランク #28073 · 青空 0 例
標準
wholly
文例 · 用例
此雑誌も既に第六号を刊行するに至り候事、嬉しき事に候へど、年齢に伴なふ思想の発達著るしからざるに徴すれば、精神的意義に乏しき武断一偏の校風が今猶勢力を有する結果なるべくと、婆心また多少の嗟嘆なき不能候。
— 石川啄木 『渋民村より』 青空文庫
要するに人民の愛国心を滅却するのはなはだしきは、我利一偏の神職、官公吏の合祀の遣り方なり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
實儀一偏に平生無口な足人には、實にゆゝしき役目である。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
小室の出樣が如何にも意外であるから、單純な正直一偏の壯年のみには、どうしてよいか考が就かぬ。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
私部小室手書 理も否も問はぬ血氣一偏の壯夫等は、岩が根も押別けて通らむ勢であるが、今事の始終を聞き、又此の遺書を讀み聞かせられて、中には感極まり聲を立てゝ泣くものもあつた。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
その力で他のネジも皆一偏に頭がモゲて、パーンと云うと思うと、もう工場中は湯気で真白に曇っちゃったんだ。
— 松永延造 『職工と微笑』 青空文庫
既に天運循環なる語のやゝ眞理の一偏を得たるを認めんには、無智妄信の一致が、研究解釋の分裂を經て、解悟心證の一致に歸するに當り、終の始と性質は則ち異なるも、其の所謂一致と云ふ者が、相類同するの當然なるも、亦因て知られん。
— 内藤湖南 『學變臆説』 青空文庫
左伝通読十一偏その中、塾も二度か三度か更えた事があるが、最も多く漢書を習たのは、白石と云う先生である。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
作例 · 標準
義理一偏の付き合いなら、無理して高い会費を払ってまで飲み会に顔を出す必要はないよ。
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親戚とはいえずっと疎遠なので、冠婚葬祭のやり取りも義理一偏の対応になりがちだ。
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彼の謝罪はどこか義理一偏で、本当に悪いと思っているようには見えなかった。
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標準
intent
作例 · 標準
周囲の反対を押し切り、彼は一偏に脱サラしてカフェを開くという夢へと突き進んだ。
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あの子は一度言い出したら一偏に思い詰めるタイプだから、見守るのも心配なのよ。
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ただ一偏に彼女の無事を祈りながら、深夜の手術室の前で待ち続けた。
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標準
unbalanced
作例 · 標準
あのコメンテーターの主張は少し一偏していて、中立的な立場とは言いがたい。
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一つの情報源だけを鵜呑みにしていると、物事の見方が一偏に陥る危険性がある。
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彼の人事評価は個人的な好き嫌いによって一偏している気がしてならない。
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