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判官

はんがん異読 ほうがん・じょう・ぞう
名詞
1
標準
judge
文例 · 用例
すなわち実験室において、南京兎を注射するごとく、もしくは解剖室において、解剖刀を揮うがごとくであった、云々」というのがあり、また「西鶴は検事でなければ、裁判官だ。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
尤もこの短篇探偵小説における判官の方法は甚だしく直観的要素の勝ったもので解析的論理的な要素には乏しいと云わねばならないが、しかし現代科学の研究法の中にも実はこの直観的要素が極めて重要なものであって、これなしには科学の本質的な進歩はほとんど不可能であるということはよく知られたことである。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
王さまのすぐ下の裁判官の子もありましたし農商の大臣の子も居ました。
宮沢賢治 学者アラムハラドの見た着物 青空文庫
その中で今日までいちばん深い印象の残っているのはこの書の付録として巻末に加えられた「三つの民謡」のうちの「小栗判官のバラード」であった。
寺田寅彦 小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」 青空文庫
七 自分といっしょに小金井の堤を散歩した朋友は、今は判官になって地方に行っているが、自分の前号の文を読んで次のごとくに書いて送ってきた。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
けれど小供こそ眞の審判官で、小供の眼にはたゞ變物の一人としか見えない。
国木田独歩 怠惰屋の弟子入り 青空文庫
小栗判官、頼光の大江山鬼退治、阿波の鳴戸、三荘太夫の鋸引き、そういったようなものの陰惨にグロテスクな映画がおびえた空想の闇に浮き上がり、しゃがれ声をふりしぼるからくり師の歌がカンテラのすすとともに乱れ合っていたころの話である。
寺田寅彦 青衣童女像 青空文庫
この世界が、はじめ一|疋のみじんこから、だんだん枝がついたり、足が出来たりして発達しはじめて以来、こんな名判官は実にはじめてだとみんなが申しました。
宮沢賢治 ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記 青空文庫
作例 · 標準
判官は、公平な判官として両者の意見を聞き入れた。
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法廷では、判官の判断が最終的な決定となる。
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歴史上の人物である源義経は「判官びいき」の由来となった。
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2
標準
3rd grade official (ritsuryō system)
作例 · 標準
平安時代の地方行政には、国司の下に判官が置かれていた。
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彼は若くして判官の位に就き、その才覚を発揮した。
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判官の役割は、文書の作成や記録の管理が主であった。
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ウィキペディア曖昧さ回避

判官(じょう) 律令制における四等官の第三位の官。 判官(はんがん) 中世はじめ頃より使われ始めた判官の職を帯びる者の通称。五位の位階にあるものを特に大夫判官(たいふはんがん/たいふほうがん/たいふのほうがん)という。 九郎判官(くろう ほうがん)- 源義経のこと。左衛門尉だったことから。九郎は輩行名で源義朝の九男だったことによる。古来この義経に限って「ほうがん」と読んでいたが、近年では「はんがん」も通用している。 判官贔屓 - 上記が語源。 佐々木判官(ささき はんがん) - 佐々木道誉のこと。佐渡判官と呼ばれた。 塩冶判官(えんや はんがん)- 塩冶高貞のこと。左衛門尉だったことから。 塩谷判官(えんや はんがん)- 上記の名を借りた『仮名手本忠臣蔵』の登場人物。史実の浅野内匠頭にあたる。 小栗判官(おぐり はんがん)- 照手姫と天馬の伝承で知られる伝説上の人物。 判官(はんかん) 日本統治時代の台湾における裁判官の官名、台湾総督府法院判官 日本統治時代の関東州における裁判官の官名、関東法院判官。

出典: 判官 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0