乾菜
かんさい
名詞
標準
dried vegetables
文例 · 用例
ひと抱えもあるような太い梁がわたった煤けた天井に、行灯やら乾菜やら古|洋灯やら、さまざまなものをごたくさとつるし、薄暗い土間の竈の前で狢が化けたようなちんまりした小娘が背中を丸くして割木を吹いている。
— 久生十蘭 『生霊』 青空文庫
下食は粟糠に稗乾菜などまじえて喰ふ、又|杤の実を食とす。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
「新川の茶わん屋様から味噌もいただいてあるし、乾菜も乾栗も、納屋に蓄えてあるほどに、おつみも日吉も、たんと喰べたがよいぞや」 子達の母は、そう云いながら、不具の良人が、家計を心配しないように、気を遣っていた。
— 第一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
ここでは穀類や乾菜や、塩、味噌、粉、干魚、鰹節などの俵と籠と袋で幾つも山ができていた。
— 第二分冊 『新書太閤記』 青空文庫
干栗や乾菜などが交じっている玄米粥であった。
— 第三分冊 『新書太閤記』 青空文庫
驚いたことには、多少その中に蓄えておいた穀物も干し肉も、天井につるしておいた乾菜まできれいに失くなっているのだった。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
このスープ、乾菜だけでもすごく出汁が出るんだね!美味しい。
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保存食として、昔から乾菜は重宝されてきた。
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味噌汁に乾燥わかめと乾燥しいたけを入れるのは、手軽で栄養満点だ。
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乾菜を戻すのに時間がかかるので、早めに水に浸しておきましょう。
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