霊知
れいち
名詞
標準
mystic wisdom
文例 · 用例
人間霊知の作品としての「学」の一部を成すところの科学はやはり「言葉」でつづられた記録でありまた予言であり、そうしてわれわれのこの世界に普遍的なものでなければならないのである。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
仏教の言葉で、「煩悩即菩提」(迷いや欲の本性は取りも直さず悟りのもと)と言ったり、「凡聖|不二」(愚かしい心と霊知の心と根は一つ)と言うのは、この事を指しているのです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
観は何処までも観なり、然れども此の塲合に於ては観の中に知の意味あるなり、即ち、観の終は知に落つるなり、而して観の始も亦た知に出るなり、人間の内部の生命を観ずるは、其の百般の表顕を観ずる所以にして、霊知霊覚と観察との相離れざるは、之を以てなり。
— 北村透谷 『内部生命論』 青空文庫
霊知霊覚なきの観察が真正の観察にあらざること、之を以てなり。
— 北村透谷 『内部生命論』 青空文庫
同時に吾々が今日まで迷信させられて来た脳髄の偉大な内容は、実は全身の細胞の一粒一粒に含まれている無限の霊知霊能が、そこで反射交感されているのを錯覚していたものだ……ちょうど電話交換局が、都会を支配していると考えるように……という事実が、何のタワイもなく点頭かれるだろう。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
――われわれの心は宇宙の本体たる霊知のあらわれであって、そこに凡と聖との区別はない。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
差別の世界の万象は去来し生滅するにかかわらず、霊知本性は永遠にして不変である。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
たとい我々の肉体は亡びても、我々に宿った霊知は亡びない。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
作例 · 標準
古代の預言者たちは、深い瞑想状態に入って神からの霊知を授かっていたと言われている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
彼女は生まれつき霊知を具えているのか、人の心の中をすべて見透かすような発言をする。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
厳しい修行の末に彼が得たものは、書物からは決して得られない高次元の霊知だった。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview