幻辞.com

禁酒

きんしゅ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #24289 · 青空 304
1
標準
abstinence from alcohol
文例 · 用例
それで絶対に禁酒を強調するかと思っていると、「おのづから捨てがたき折もあるべし」などとそろそろ酒の功能を並べているのもやはり「科学的」なところがある。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
父の時代から一滴の酒も入れない家庭に育ちながら、そして母も自分も禁酒会の会員でありながら、他人の飲酒をいちがいに卑しむ心持は起らなかった。
有島武郎 星座 青空文庫
禁酒会員である以上は、自分の力の及ぶかぎり飲酒を諫めなければならないとも思った。
有島武郎 星座 青空文庫
一つは禁酒であり、他の一つは飯を甘く食べることである。
種田山頭火 白い路 青空文庫
どうも飲みすぎる食べすぎる、禁酒絶食はとても出来ないが、せめて節酒節食したい、しなければならない。
仙崎 行乞記 青空文庫
さて、匠作さまの禁酒のしくじり話の御披露がございました四日の、手負ひの軍士の集りました席上で、裏切者の三浦左衛門尉義村さまが、またも御卑怯の振舞ひに及び、心ある将士にいたく顰蹙せられましたが、合戦の後にはとかくこのやうなごたごたが起るものと見えます。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
お客のあさはかな虚栄と卑屈、店のおやじの傲慢貪慾、ああもう酒はいやだ、と行く度毎に私は禁酒の決意をあらたにするのであるが、機が熟さぬとでもいうのか、いまだに断行の運びにいたらぬ。
太宰治 禁酒の心 青空文庫
ぼくは酒ぐせ悪いとの理由で、禁酒を命じられ、つまらないので、三時間位、白い壁の天井を眺めながら、皆の馬鹿話を聞いていました。
太宰治 虚構の春 青空文庫
2
標準
prohibition of drinking