陣
じん
名詞頻度ランク #3525 · 青空 3717 例
標準
battle formation
文例 · 用例
陣営の野に笑へる陽炎、空を匿して笑へる歯、――おゝ古代!
— 中原中也 『地極の天使』 青空文庫
人夫よ はやく夏草を刈りつくせ狼火をあげよ 烟を空にたなびかせよ空想の陣幕を野邊にはつてまぼろしの宴樂をほしいままにせよ。
— 萩原朔太郎 『敵』 青空文庫
「嘘ですよ」一陣の風がスケッチブックをぱらぱらめくって、裸婦や花のデッサンをちらちら見せた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
木遺男の勇者等も仕事師ばらの援軍もいま力戰の眞最中やたち上りたる、もうぢんの中に交りて一しきり陣鼓ときめく凄まじさ。
— 萩原朔太郎 『煤掃』 青空文庫
藪の中に一本大きな赤椿があって、鵯の渡る頃は、落ち散る花を笹の枝に貫いて戦遊びの陣屋を飾った。
— 寺田寅彦 『森の絵』 青空文庫
宿の二階から毎日見下ろして御なじみの蚕種検査の先生達は舳の方の炊事場の横へ陣どって大将らしき鬚の白いのが法帖様のものを広げて一行と話している。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
林の奧の、やや廣い草原に、異形の物が十數人、と言ふのか、十數匹と言ふのか、とにかく、まぎれもない虎の皮のふんどしをした、あの、赤い巨大の生き物が、圓陣を作つて坐り、月下の宴のさいちゆうである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
なほその上、鬼どもに對し、親和の情を抱いてゐるのであるから、何の恐れるところもなく、圓陣のまんなかに飛び込んで、お爺さんご自慢の阿波踊りを踊つて、むすめ島田で年寄りやかつらぢや赤い襷に迷ふも無理やない嫁も笠きて行かぬか來い來い とかいふ阿波の俗謠をいい聲で歌ふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
戦国時代、武将たちは巧妙な「陣」(陣形)を組んで戦った。
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敵の「陣」(陣地)を攻略するために、兵士たちは一斉に攻撃を開始した。
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彼は、「陣」(陣容)を整え、敵の出方を待った。
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標準
camp
作例 · 標準
軍隊は、翌日の進軍に備えて、野営地に「陣」(陣営)を張った。
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敵が迫っているという知らせを受け、兵士たちは「陣」(陣地)を固めた。
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遠征隊は、山頂近くに一時的な「陣」(陣地)を設営した。
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標準
group
作例 · 標準
その作家は、新しい文学「陣」(一派)を形成し、注目を集めた。
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彼は、熱心なファン「陣」(集団)に囲まれて、サイン会を行った。
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応援「陣」(応援団)は、選手たちに声援を送っていた。
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標準
war
作例 · 標準
古文書には、かつてこの地で行われた壮絶な「陣」(戦い)の記録が残されている。
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彼は、第一次世界大戦を経験し、戦争の悲惨さを「陣」(戦場)で目の当たりにした。
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兵士たちは、長引く「陣」(戦争)に疲弊していた。
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ウィキペディア
陣(じん)は、朝廷において六衛府の武官が整列する場所。近衛府・兵衛府・衛門府が陣座 に詰めて交替で上番・勤務を務めた。これを陣直(じんちょく)と呼んだ。
出典: 陣 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0