洋剣
ようけん
名詞
標準
Western sword (esp. sabre)
文例 · 用例
前にも一度、大掃除の検査に、階子をさして天井へ上った、警官さんの洋剣が、何かの拍子に倒になって、鍔元が緩んでいたか、すっと抜出したために、下に居たものが一人、切られた事がある座敷だそうで。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
二尺チョッと位と思われる長さのもので、典獄時代から洋剣に仕込んでおったが良う切れたなあ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
また、歩兵用|戦斧をはじめに、洋剣の類も各年代にわたっていて、ことに、ブルガンディ鎌刀やザバーゲン剣が珍奇なものだった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
それは、格闘中右胸上部に洋剣を刺されたままになっていた竜騎兵伍長が、それから六十時間後に、棺中に蘇生したと云うのです。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
――死因は、たぶん上大静脈を洋剣の背で圧迫したために、脈管が一時|狭窄されて、それが心臓への注血を激減させたに相違ない。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
始め佐藤から砲台案内を依頼したときには、今日はちと差支えがあるから四時頃までならと云う条件であったが、山の出鼻へ立って洋剣を鞭の代りにして、あちらこちらと方角を教える段になると、肝心の要事はまるでそっちのけにして、満洲の赤い日が、向うの山の頂に、大きくなって近づくまで帰ろうとは云わなかった。
— 夏目漱石 『満韓ところどころ』 青空文庫
全体どこまで掘って来たのですかと聞き返すと、ついそこですと洋剣を向けて教えてくれた。
— 夏目漱石 『満韓ところどころ』 青空文庫
洋剣の音だの、馬の嘶だの、遣羽子の声が聞えた。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
作例 · 標準
舞台の上では、騎士たちが洋剣を交え、迫力ある立ち回りを披露した。
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洋剣は、日本の刀とは異なる独特の形状と美しさを持つ。
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彼は洋剣術の達人で、その腕前は誰もが認めるものだった。
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