独りよがり
ひとりよがり
名詞形容動詞名詞-の形容詞頻度ランク #32821 · 青空 76 例
標準
self-conceit
文例 · 用例
事実、山には一目見ただけでも傲慢であったり、独りよがりのお人好しであったりしそうな性格に見立てられるものがある。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
もしかしたら素晴らしいものになっているかも知れないが、或いは又、てんで独りよがりの・恥ずべき駄作かも知れないという懼があった。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
これを読んで、さほど精力強い豕を食ったら定めて精力強くなる理窟で、豕をシシと呼んだ事は上に述べた通り、それからむやみに子を孕んで困るをシシ食うた報いというたに相違ないと、独りよがりをやらしていたところ、『嬉遊笑覧』を読んで自説の大間違いたるを悟った。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『日本武尊』などゝいふ脚本の、独りよがりになり、又感想文になり、空虚なる文字になつたのも、止むを得ないではないか。
— 田山録弥 『自他の融合』 青空文庫
無論、邪推深くて狭量な私は、勝手な想像を回らせて、その小さな幻の中で、独りよがりな解剖を縦にして、出放題に照子を嘲笑しようとするのだつた。
— 牧野信一 『妄想患者』 青空文庫
聡明な眼識を持っていたがやはり江戸作者の系統を引いてシャレや小唄の粋を拾って練りに練り上げた文章上の「穿ち」を得意とし、世間に通用しない「独りよがり」が世間に認められないのを不満としつつも、誰にも理解されないのをかえって得意がる気味があった。
— 内田魯庵 『斎藤緑雨』 青空文庫
鏡の中に映っている自分の姿は、折角人がはなしかけてもむっとして、自分ひとりが正義的なことでも考えているとでもいう風なカラス天狗じみた独りよがりげな顔で、ぼっと前を見詰めていた。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
……わたしは、あれほど乙に気どり澄ました、うぬぼれの強い、独りよがりの男を、いまだかつて見たことがない。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
作例 · 標準
彼の発言は独りよがりで、他人の意見を聞こうとしない。
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独りよがりな考え方では、チームワークは築けない。
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独りよがりにならず、常に謙虚な姿勢でいることが大切だ。
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