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跡取り娘

あととりむすめ
名詞
1
標準
one's daughter and heiress
文例 · 用例
それで、橘屋の娘にしたところで生れ付き、金持ちの跡取り娘の脾弱い体質から、がっちりしたものに縋り度い本能があって、それが偶然の機会に便りを得て恋となって現われたのであろう。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
なにしろ親ひとり子ひとりの尾張屋で、その跡取り娘をうしなった喜左衛門のかなしみはひと通りでない。
雷獣と蛇 半七捕物帳 青空文庫
叔母たちは誇らしく満足げに彼女をながめ、たとえ世のなかのすべての若い女たちが道をふみあやまろうとも、カッツェンエレンボーゲンの跡取り娘には、ありがたいことに、そのようなことは決しておこるはずがない、と吹聴した。
ある旅人の話 幽霊花婿 青空文庫
横山町の米屋――といっても、金貸の方で名高い万両分限、越後屋佐兵衛の跡取り娘お絹、弁天とも小町とも、いろいろの綽名で呼ばれる、界隈切っての美人だったのです。
血潮と糠 銭形平次捕物控 青空文庫
間もなく、姪のお絹を貰って、跡取り娘ということにしたのです。
血潮と糠 銭形平次捕物控 青空文庫
それに訊くと、四方屋は万という身上で、主人が情け深い上に、跡取り娘のお秀は申分のないお嬢さんで、殺されたお皆さえいなければ、奉公人たちもどんなに楽をするか判らないといった話、ここでもお皆の評判はさんざんです。
女の足跡 銭形平次捕物控 青空文庫
これだけの身上の跡取り娘ですから――でもお孃さんは彌八どんに夢中で、他の男を振り向いても見なかつたやうでございます」 彌八の男つ振りは、平次も歎賞の眼で見ました。
血塗られた祝言 錢形平次捕物控 青空文庫
デュティー・ティリンガストという名の、生まれが良く社会的に汚点のない男鰥で、その一人娘のイライザが、跡取り娘であるという点を除いて、考えられる全ての利点を備えているようだった。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft チャールズ・デクスター・ウォードの事件 青空文庫
作例 · 標準
老舗旅館の跡取り娘として、幼い頃から接客の作法を厳しく教え込まれた。
Illusions AI · gemini-2.5-pro
社長は一人娘を跡取り娘にと望んでいるが、彼女自身はパティシエになる夢を諦めきれないでいる。
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彼女は会社の跡取り娘という立場に甘んじることなく、一社員として現場で経験を積んでいる。
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歌舞伎の名門に生まれた彼女は、跡取り娘としての重圧と闘いながら、日々舞台稽古に励んでいる。
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