旅支度
たびじたく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
preparations for a journey
文例 · 用例
しかし、旅支度さえ充分でない上にすぐと悪漢達に追いかけられたりして、姫は全く不安と饑えとで、疲れ果ててしまったのでした。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
サゴヤ佐五郎は旅支度と早足なら誰にも負けぬと平生から自慢にしております」「ウーム……」 しかし中国路に這入った平馬は又も、若侍の事をキレイに忘れていた。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
堀端伝いに桝小屋の自宅に帰ると、平馬はコッソリと手廻りを片付けて旅支度を初めた。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
所詮、それ位の役廻りにしか値打せぬ吾身の運命であったかも知れぬが……と、とつおいつ思案のうちに、旅支度という程の用意も要らぬ着のみ着のままの浪人姿。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
仲間の抜荷買連中と共に逸早く旅支度をして豊後国、日田の天領に入込み、人の余り知らない山奥の川底という温泉に涵っていた。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
市平は夜半の二時頃から起きて旅支度にかかった。
— 佐左木俊郎 『土竜』 青空文庫
しかも見たところでは、この娘はなんの旅支度もしていない。
— 津の国屋 『半七捕物帳』 青空文庫
彼は一昨日の晩大阪へ行くつもりで寝台券まで用意してゐたのに、僕が引き止めてゐるうちに行くのが厭になつて折角旅支度で出かけて来たのに引き返したのだ。
— 牧野信一 『文壇諸家一月五日の日記』 青空文庫
作例 · 標準
「明日の出発に備えて、今のうちにしっかり旅支度を済ませておこう」
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カメラやガイドブックをカバンに詰めながら、旅支度の楽しさを噛みしめる。
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旅支度をしている時が、実は一番ワクワクする瞬間なのかもしれない。
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標準
travelling clothes
作例 · 標準
山歩きに適した旅支度を整えて、早朝の涼しい時間から出発した。
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「その格好は、どこか遠くへ行く旅支度のように見えるけれど、どうしたの?」
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軽快な旅支度で現れた彼は、そのままふらりと電車に乗って消えていった。
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