準備
じゅんび
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #922 · 青空 4493 例
標準
preparation
文例 · 用例
もつと適確に云ふなら、近代詩の様々な形式変化を準備したのは彼女であつた。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
父からも母からも、受験準備は出来たかと、言つて寄こすのであつた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
ヴェスヴィオ行きの準備をして玄関へ出ると、昨日のポルチエーが側へ来て人の顔を見つめて顔をゆがめてそうして肩をすぼめて両手の掌をくるりと前に向けてお定まりの身振りをした。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
眠っているような植物の細胞の内部に、ひそかにしかし確実に進行している春の準備を考えるとなんだか恐ろしいような気もする。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
自分は試験の準備でだいぶ役所も休んだために、賞与は受けなかったが、廻状の但し書が妙に可笑しかったからつい出掛ける気になって出席した。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
はひる時には、年に一度か二度、五百圓、千圓とまとまつてはひるのだが、それを郵便局あるひは銀行にあづけて、ほつと一息ついて、次の仕事の準備などをしてゐる間に、もう貯金がきれいに無くなつてゐる、いつのまにやら、無くなつてゐるのである。
— 太宰治 『金錢の話』 青空文庫
翌くる日は穂高岳に上るつもりで、朝|夙く起きた、宿の女が「飯が出来やしたから、囲炉裏の傍でやって下せえ、いけましねえか」と、畏る畏る閾越しに伺いに来る、いいとも、と返辞して大囲炉裏の前に、蝋燭を立て、猟士や宿の人たちと、車座になって飯を済ます、準備も整って出かけると、雨になった。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
飯の準備をしているうちに、驟雨が一としきりあって、雷鳴が近くに聞えたが、夜に入って、星が瞬いた……かと思うと、淡い、軽い霧が、銀河のように空に懸る。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
作例 · 標準
明日の会議のために、資料の準備を急いでいる。
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夏休みの旅行の準備は、もうすべて完了した。
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新しいプロジェクトの開始に向けて、綿密な準備が進められている。
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