死別
しべつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #29412 · 青空 308 例
標準
bereavement
文例 · 用例
多分作者は、こうした動物の印象からして、その昔死別れた彼の幼ない可憐な妹(蕪村にそうした妹があったかどうか、実の伝記としては不明であるが)もしくは昔の小さな恋人を追懐して、思慕と恋愛との交錯した情緒を感じ、悲痛な咏嘆をしたのであろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
夫ある女の、外に男を思ひ、または死別れて、後夫を求るとて、不義とは申べし。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
城下の者にて幸助を引取り、ゆくゆくは商人に仕立てやらんといいいでしがありしも、可愛き妻には死別れ、さらに独子と離るるは忍びがたしとて辞しぬ。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
兩親に早く死別れて唯つた二人の姉弟ですから互に力にして居たのが今では別れ/\になつて生死さへ分らんやうになりました。
— 國木田獨歩 『少年の悲哀』 青空文庫
小児の時に生の母には死別れて、今日まで父一人子一人の生涯を送って来たのである。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
それで、父に死別れたのは二十の時で、僕は神經衰弱になるし、不得要領の中に、一年と云ふ長い月日を滅茶苦茶の中に送つて了つて、そして二十一二の春ころまでは、書くでもなく、書かぬでもなく、貸してあつた金を取つたり、家財を賣つたり、誠に混沌たる生活をした。
— 三島霜川 『自傳』 青空文庫
夫と死別して、三年になると言っていました。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
而もこの声楽家は、許嫁との死別の悲しみに堪えずしてその後間もなく死んでしまったが、許嫁の妹は、世間の掟に従って、忌の果てには、心置きなく喪服を脱いだのであった。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
作例 · 標準
長年連れ添った愛犬と死別し、家の中が火が消えたように寂しくなってしまった。
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「死別を乗り越えるには時間が必要だよ」と、友人が静かに肩を叩いてくれた。
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祖父と死別した日の、あのどこまでも青い空の情景が今でも忘れられない。
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