別離
べつり
名詞動詞-サ変頻度ランク #39450 · 青空 514 例
標準
parting
文例 · 用例
しかしながら運命が、不幸にも我々を別離させた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
愛別離苦の悲しみと偉大なものに生命を賭ける壮烈な想いとで翁の腸は一ねじり捩れた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
その愛別離苦の悲しみや壮烈な想いで、わしの腸はこんなに螺の貝のように捻じ巻いたのじゃないか」と山の祖神の翁は負けん気の声を振り立てていった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
男が朝鮮へ行かなければならなくなりましたのは、男女の哀別離苦の情、目もあてられぬほどのものでありました。
— 岡本かの子 『恋愛といふもの』 青空文庫
しかしとにかく二人ははたで見る目も無惨な哀別離苦のかぎりをつくし、かたく再会を約して別れました。
— 岡本かの子 『恋愛といふもの』 青空文庫
お前はその腕を闇の方へ向けて私にそれを振つて見せながら、私がお前から切り離して自分と一しよに持つて來たものを私から更に切り離して、逃げて行つてしまはせた……お前のその別離の手振りは、永い別離の印なのではなかつただらうか?
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『窓』 青空文庫
ロンドン停車場に於ける別離が妾達の永遠のお別れとなったのです。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
また絶えず石炭を積み込む荷揚ロープの緩急が打ち寄せる波の音と和して、消燈された甲板のゴルフ棒の蔭で船員と港の土人街の女とが抱擁して別離を悲しんでいる。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
作例 · 標準
卒業式の日、親友との別離を惜しんで、駅のホームでいつまでも手を振り続けた。
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彼は愛する家族との死別という、最も辛い別離を経験して、ようやく前を向き始めた。
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短編小説のテーマは、都会へ旅立つ青年と、村に残る恋人との切ない別離を描いたものだった。
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