同仁
どうじん
名詞
標準
universal benevolence
文例 · 用例
復一の観察するところによると、真佐子は美事な一視同仁の態度で三人の青年に交際していた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
それが真佐子にとって一層、男たちを一視同仁に待遇するのに都合がよかったのかも知れない。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
一視同仁というものだ。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
「人間は、一視同仁ですからね、追放しなくたっていいと思いますがね。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
一視同仁じゃねえか。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
國語と風俗と人種との關係上、世界の有らゆる國民、有らゆる人種に對して、『一|視同仁』といふほどの、全く同じ親しみを感じ得るとは云へない。
— コスモポリタンの心理 『櫻と狆と愛國心』 青空文庫
一視同仁の態度で、忌憚なく容赦なく押して行くべきはずのものであります。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
朝鮮に出稼ぎ根性で渡って来た一部の学者輩の通弊の如く、彼も亦口では内鮮同仁(日本帝国主義の植民地政策の一つで、朝鮮民族を日本人に同化させるためのスローガン)を唱えながらも、自分は撰ばれた者として民族的に生活的に人一倍|下司っぽい優越感を持っている。
— 金史良 『天馬』 青空文庫
作例 · 標準
彼の思想は、すべての人に同仁の愛を説くものだった。
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政治家は、同仁の精神で国民に奉仕すべきだ。
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慈善団体は、同仁の理念に基づき活動を続けている。
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