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平等

びょうどう
名詞形容動詞名詞-の形容詞頻度ランク #4108 · 青空 1384
1
標準
equality
文例 · 用例
性なきまでに白げられたる、木の骨――というより外に、与える名がない――と、砂に埋まれた楕円石や、稜角の鋭いヒイラギ石やは、丁度、人間の屍骸が、木乃伊となって、木偶か陶製の人物か、区別が見えないと同じように、原性を失って、唯一自然の平等相に復帰している。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
外へ出て見ると月は高い、槍ヶ岳は大海から頭をのそりと出す烏帽子岩のようで、雪の白条は岩の上へ鴎が糞を落したようだ、自分は恍惚として、今山の巓に立っているのか、波の寄る渚を歩いているのかと、惑った、夜の自然は一切を平等にして、山とか海とかに仮現する異性を失わせる。
小島烏水 奥常念岳の絶巓に立つ記 青空文庫
生きてゐる自然界には平等は存在せず、平等は即ち宇宙の死を意味する。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
そうしてまた、流転、無常を差別相の形式と見、空無、涅槃を平等相の原理とする仏教の世界観、悪縁にむかって諦めを説き、運命に対して静観を教える宗教的人生観が背景をなして、「いき」のうちのこの契機を強調しかつ純化していることは疑いない。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
人間の自由平等といふことは、社會的や制度的には眞理であるか知らないが、人格上には決して有り得ない。
萩原朔太郎 中央亭騷動事件(實録) 青空文庫
けれどもが、さし向かえば、些の尊敬をするわけでもない、自他平等、海藻のつくだ煮の品評に余念もありません。
国木田独歩 号外 青空文庫
されどたれあってこの老人を気に留める者もなく、老人もまた人が通ろうと犬が過ぎ行こうと一切おかまいなし、悠々行路の人、縁なくんば眼前千里、ただ静かな穏やかな青空がいつもいつも平等におおうているばかりである。
国木田独歩 二老人 青空文庫
こんな虫がだんだんに数を増して、それが皆人間などと平等な生存の権利を主張するようになったらどうだろう。
寺田寅彦 蜂が団子をこしらえる話 青空文庫
作例 · 標準
すべての人間は、生まれながらにして平等である。
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機会の平等は、公正な社会の基盤だ。
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この法律は、性別による平等を保障するものだ。
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