博愛
はくあい
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #32344 · 青空 236 例
標準
charity
文例 · 用例
彼は口に人道と博愛を称へ、自ら求め得ざる夢想の愛を求めんとして、苦しき努力の生涯を終りたる、あの悲しいトルストイの徒ではなくして、真にその肉体から高貴な人義的の愛を体得して生れた「生ける愛の詩人」である。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
そうした彼の宇宙的博愛主義は、草木万有の中に霊性が有ると信じられてるところの、仏教的な汎神論にもとづいていた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
つまり、隣家の仕合せに對して乾盃を擧げるといふやうな博愛心に似たものを持つてゐるのかも知れない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
彼の人間に対する態度は博愛的人道的のものであるらしい。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
之れに反して、世間的の苦勞を知らない人は、よほど善良な人でも、かうした博愛的の感情をもたない。
— 萩原朔太郎 『室生犀星の印象』 青空文庫
しかし尊氏の哲學は、キリスト教の博愛主義ではなく、もつと深刻な厭世觀を根據とする東洋の宿命哲學、即ち佛教にもとづいて居る。
— 萩原朔太郎 『足利尊氏』 青空文庫
蓋し赤十字社の元素たる、博愛のいかなるものなるかを信ずること、渠のごときにあらざるよりは、到底これ保ち得難き度量ならずや。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
物事には程が必要ですが、それは、お互いにお互いの利己主義を認め合い、お互いのためを思い合って、お互いの利己主義を出来るだけ調和して発揮させて行くことが、博愛主義にも通ずる利口な利己主義の使い方だと思います。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、博愛(はくあい)の精神に基づき、貧しい人々に無償で食料を配った。
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この施設は、博愛(はくあい)の理念のもとに設立され、誰でも利用できる。
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人道支援活動に長年従事する彼の姿は、まさに博愛(はくあい)そのものだった。
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