得意客
とくいきゃく
名詞
標準
frequent customer
文例 · 用例
四 引手茶屋山口巴から使を出して招んだ得意客を待受け、酒宴をして居ると夕暮になった。
— 岡本かの子 『とと屋禅譚』 青空文庫
この言を聞きて、さては前日の児殺よなと心付きたれば、更に気味あしく、いかにもして振離して逃げんとすれど、狂女の力常の女の腕にあらず、しばしがほどは或は賺しつ或はなだめつ、得意客は待ちあぐみてあらむに、いかにせばやと案じわづらふばかりなり。
— 北村透谷 『鬼心非鬼心』 青空文庫
小歌島に桃の咲くころ※では親類や、懇意先や、得意客など招いて花見の宴を張った。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
江戸の真中の人達というよりも、山の手の旦那や細君が主なる得意客になっているではないか。
— 田山花袋 『日本橋附近』 青空文庫
赤馬というのも橋のたもとにあって、ウォシントン・アーヴィングが此の土地の印象記(それを私は中学時代に読んだ)を書いた時泊っていたホテルだというので有名だが、それをば此の土地第一の得意客なるアメリカの淑女紳士諸君のために譲ることにして、私たちはシェイクスピア・ホテルの方を選んだ。
— 野上豊一郎 『シェイクスピアの郷里』 青空文庫
かのシベリア地方のごときもとより濠州に比すべきものにあらざれども、そのわが一の得意客たることは決して争うべからざる事実なり。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
作例 · 標準
あのレストランは常連の得意客が多く、いつも賑わっている。
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新しい商品が出ると、まず得意客に案内するようにしている。
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得意客からの貴重な意見は、サービスの改善に役立てられている。
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