上得意
じょうとくい
名詞
標準
good customer
文例 · 用例
今度、東京でいろんな新智識を得たが、その中でも面白いのは、マッサージ師の上得意で、神経痛という病気である。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
ニュー・ジャージーの農夫たちは、この土地のこの種の店にとっては上得意なので、主人は「札で四十ドル、銀貨で十ドルなら両替いたしましょう」と云いながら、バアーの上に十ドル札四枚を並べ、十ドルを銀貨でニンゲルに手渡たした。
— 坂口安吾 『“能筆ジム”』 青空文庫
お前は間抜けだから、仲人の手伝いをしている中に、市※さんか金万さんに上得意を取られてしまったと斯う仰有るんでございます」「ハッハヽヽ」 と市※さんは笑いだした。
— 佐々木邦 『勝ち運負け運』 青空文庫
橋渡しをして上得意を奪い取られた揚句の果てが、今度は邪魔物扱いです」「ハッハヽヽ」「遣り切れませんよ」 と高野君は多分誇張もあるだろうが、可なり利かされているようだった。
— 佐々木邦 『勝ち運負け運』 青空文庫
これが舟板べいの妾宅や花柳界、大店の奥向など当時の有閑マダムを上得意にしてちょっとオツな商売。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
遅く戻って来ても、衣装替えしてくれるか」 衣装替えはそれほど難しくないだろうと思った理由は、グラスゴウが上得意だったからだ。
— A Secret Service 『諜報部』 青空文庫
作例 · 標準
あの料亭は、地元で「上得意」と呼ばれる常連客を大切にしている。
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新規顧客の獲得も重要だが、既存の「上得意」を維持することも経営の要だ。
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「上得意」様には、特別なサービスを提供することで、満足度を高めている。
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