踏みにじる
ふみにじる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #34579 · 青空 385 例
標準
to trample underfoot
文例 · 用例
このりつぱな尊げな和尚さんが、酒によつてゐて、米を踏みにじるやうなことをしたとは、とても思へませんでした。
— 新美南吉 『百姓の足、坊さんの足』 青空文庫
踏みにじりたいだけ踏みにじるがいい。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
「どうするのだ、おい、野郎、媽あを叩き出すか、俺だちの義侠心を踏みにじるか」 襖がずらりと啓いて定七が出て来た。
— 田中貢太郎 『春心』 青空文庫
恋の始めにはいつでも女性が祭り上げられていて、ある機会を絶頂に男性が突然女性を踏みにじるという事を直覚のように知っていた葉子は、どの男に対しても、自分との関係の絶頂がどこにあるかを見ぬいていて、そこに来かかると情け容赦もなくその男を振り捨ててしまった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
踏みにじるとも、斬りきざむとも、存分にせられい!
— 菊池寛 『袈裟の良人』 青空文庫
横行してゐるものはそれでなければ、土足で踏みにじるやうなやり方で現實を割り切つて見せてゐる一つの勢力だつた。
— 島木健作 『第一義の道』 青空文庫
網代の笠に夕日を負うて立ち去る瀧口入道が後姿、頭陀の袋に麻衣、鐵鉢を掌に捧げて、八つ目のわらんづ踏みにじる、形は枯木の如くなれども、息ある間は血もあり涙もあり。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
そして、さうした人間たちはいつも土足で僕の頭のなかを踏みにじるのだ。
— 原民喜 『災厄の日』 青空文庫
作例 · 標準
人の純粋な好意を踏みにじるような彼の冷酷な態度に、私は深く失望した。
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戦争は、罪のない多くの市民の平和な生活を理不尽に踏みにじる行為だ。
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一生懸命作った企画書を目の前でゴミ箱に捨てられ、自尊心をズタズタに踏みにじられた気分だ。
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