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踏みつける

ふみつける
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to trample down
文例 · 用例
然しまた可笑しかったのは、其巾着をさげて机の前に坐って手習をして居ると、女の人達が起ったり坐ったりする時に、動もすると知らずに踏みつける、すると毛がもじゃもじゃとするのでキャッといって驚く。
幸田露伴 少年時代 青空文庫
もう一つの説によると、「玉虫色の小さな馬に乗って、猩々緋のようなものの着物を着て、金の瓔珞をいただいた」女が空中から襲って来て「妖女はその馬の前足をあげて被害の馬の口に当ててあと足を耳からたてがみにかけて踏みつける、つまり馬面にひしと組みつくのである」。
寺田寅彦 怪異考 青空文庫
『批評の始る前に――と言つては今日の会を踏みつけるやうで誠に済まない訳ですが――実は一つ、私から折入つて皆さんの御意見を伺つて見たい事があるのですが………自分一個の事ですから何ですけれども、然し何うも私としては黙つてゐられないやうな事なので。
石川啄木 青空文庫
」とホームズが素早く足で踏みつける
THE REIGATE PUZZLE ライギット・パズル 青空文庫
ところが風船は柔らかい生き物のやうに、グニャグニャしてつぶれない、彼は焦燥して床に風船を投げ、足で強くこれを踏みつけると、やつとボンと低い音がして風船はつぶれた。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
ところで俳優同志は、無類に仲が悪くて、舞台裏で絶えず喧嘩をしてゐる許りでなく、舞台の上にまで喧嘩をもちだし、芝居の演技最中憎いと思ふ相手役の足を、思ひ切り踏みつけるのがあるかと思ふと、力いつぱい本気で殴つたりした、然しさすがに名優揃ひなので、芝居の筋書だけはこはさなかつた。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
――妙だ……つまりここから、散広告が投げこまれる……それから犯人が女を殺しに出かける途中で、投げこまれたこの広告を踏みつける……それでいいか?
大阪圭吉 石塀幽霊 青空文庫
学生はそれを野糞のように踏みつけることがあった。
小林多喜二 蟹工船 青空文庫
作例 · 標準
道端に咲いていた名もなき花を、気づかずに無惨にも踏みつけてしまった。
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満員電車の中で、隣の人の革靴で思い切り足を踏みつけられて思わず声を上げた。
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彼は苛立ち紛れに、床に落ちていた書類をわざと靴で踏みつけて部屋を出ていった。
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2
標準
to ignore
作例 · 標準
部下の提案を頭ごなしに否定し、彼らのプライドを踏みつけるような上司にはついていけない。
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人の善意を踏みつけるような詐欺行為は、決して許されるものではない。
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少数派の意見を数で踏みつけるようなやり方は、真の民主主義とは呼べないだろう。
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