踏む
ふむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞頻度ランク #12745 · 青空 7354 例
標準
to step on
文例 · 用例
心象※松の木に風が吹き、踏む砂利の音は寂しかつた。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
本文には書いてないが、辻村は病院生活、約一ヶ月後に、漸く退院したが、猶お歩行を禁ぜられ、其後、更に三週間を、とある湖畔に送って、九月二十五日に、伊太利ミラノに出て、マルセーユヘ陸行し辻村は香取丸に便乗、近藤氏は、倫敦からアメリカを通って、故国の土を踏むことが出来たのである。
— 附「スウィス日記」の由来 『「続スウィス日記」発掘の始末』 青空文庫
え、都合によると、こりゃ危いかも知れねえぞ) だが、彼はそこでへまを踏むわけには行かなかった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
水氣を一ぱいに含んだ青苔を草履で踏む毎に、くすぐつたい感觸が足の甲をつゝむ。
— 岡本かの子 『秋雨の追憶』 青空文庫
踏むに冷めたき板の間を引裾ながく縁がはに出でゝ、用心口より顏さし出し、玉よ、玉よ、と二タ聲ばかり呼んで、戀に狂ひてあくがるゝ身は主人が聲も聞分けぬ。
— 樋口一葉 『われから』 青空文庫
波頭が砂浜をはい上がって引いたすぐあとの湿った細砂の表面を足で踏むと、その周囲二三尺ほどの所が急にすうとかわくが、そのまま立ち止まっていると、すぐにまた湿って来ます。
— 寺田寅彦 『夏の小半日』 青空文庫
大路の霜に月|氷りて、踏む足いかに冷たからん。
— 樋口一葉 『軒もる月』 青空文庫
すると、恋を語るには千載に一遇のこの曲に立ちあがる男女、………そして、僕も立ちあがると、馴染みの踊子のアストラカンの裾を踏むようにして、「――あの、栗鼠の毛皮の外套をつけた女を知ってる?
— 吉行エイスケ 『東京ロマンティック恋愛記』 青空文庫
作例 · 標準
公園の芝生に「芝生を踏むな」という立て札があった。
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うっかりペットの尻尾を踏んでしまい、けたたましい声で鳴かれた。
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彼は満員電車で、隣の人の足を踏んでしまい、慌てて謝った。
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標準
to set foot on (e.g. foreign soil)
作例 · 標準
彼は生涯で初めて、ヨーロッパの地を踏むことになった。
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宇宙飛行士として、月の土を初めて踏んだ時の感動は忘れられないと彼は語った。
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卒業後、二度と母校の地を踏むことはないだろうと思っていた。
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標準
to experience
作例 · 標準
彼は若くして数々の修羅場を踏んできたため、少しのことでは動じない。
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この道に進むと決めたからには、どんな困難な段階も一つ一つ踏んでいくつもりだ。
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一人前の職人になるためには、長い下積みの時代を踏まなければならない。
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標準
to follow (rules, principles, etc.)
作例 · 標準
彼はどんな時でも、自分の信念や手順をきちんと踏んで物事を進める。
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契約を結ぶ前に、定められた手続きをすべて踏んでおく必要がある。
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正式な手順を踏まずに行われたその決定は、後に無効とされた。
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標準
to estimate
作例 · 標準
この仕事は、完成までにあとどれくらいの時間がかかるか、大まかに踏んでみてくれ。
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ざっと見積もって、総費用は100万円と踏んでいる。
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彼は、相手の次の手を「こう来るだろう」と踏んでいたが、完全に裏をかかれた。
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標準
to rhyme
作例 · 標準
あのラッパーは、巧みに韻を踏むことで知られている。
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この詩は、各連の最後の言葉が見事に韻を踏んでいて、心地よいリズムを生み出している。
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即興でこれほど見事に韻を踏めるなんて、彼には驚かされるよ。
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標準
to succeed to (e.g. the throne)
作例 · 標準
皇太子は、父である天皇の跡を継ぎ、新たな元号と共に皇位を踏んだ。
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彼は若くして、先代の跡を継いで社長の位を踏むことになった。
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歴史上、多くの王族が陰謀や争いの末に王位を踏んできた。
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