暗がり
くらがり
名詞頻度ランク #34678 · 青空 956 例
標準
darkness
文例 · 用例
2猫が鳴いてゐた、みんなが寝静まると、隣りの空地で、そこの暗がりで、まことに緊密でゆつたりと細い声で、ゆつたりと細い声で闇の中で鳴いてゐた。
— 中原中也 『曇つた秋』 青空文庫
暗がりで見ても助六さんとお前、取違へてよいものか」という思い切った気概を示した。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
「月の漏るより闇がよい」というのは恋に迷った暗がりの心である。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
あちらこちらの暗がりで笑声が聞えた。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
(明治四十一年三月二十一日『東京朝日新聞』) 六十九 光線と眼 薄暗がりで読書などすると、じきに眼が疲れて来る。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
一つは観客席が暗がりであるための効果もあったのである。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
ふたりは店に腰をかけて、下女のお伝が何者にか啖い殺された当夜のありさまを聞きただしたが、これも薄暗がりの時刻であり、且は不意の出来事であるので、亭主は二人が満足するような詳しい説明をあたえることは出来なかった。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
」 軍曹は、暗がりの中で、彼の背にむかって頭をさげていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
古い倉庫の暗がりに、埃をかぶった古い家具が放置されていた。
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夜の森の暗がりから、獣の鳴き声が聞こえてきて少し怖かった。
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電気を消すと、部屋は深い暗がりに包まれた。
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