日向
ひなた
名詞頻度ランク #17576 · 青空 1653 例
標準
sunny place
文例 · 用例
大学を出て一年ばかり郷里の日向で何をするともなく暮してゐた。
— 中原中也 『詩集 浚渫船』 青空文庫
彼女が屋根と屋根との間から落ちる、やつと自分の背幅程の日向に、自分のおかつぱの影を見付けた時に、小僧とお祖母さんの話声が聞え出してゐた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
朝は早く起き、榊をあげて柏子を打ち、木の香の匂ふ縁側に、日向ぼつこでもしてみるとしたらどうであらう。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
多分七、八歳くらいの自分と五、六歳くらいの丑尾さんとが門前のたたきの斜面で日向ぼっこをしていた。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
今年は多分日向に赴く。
— 〔私が貧乏で〕 『夏』 青空文庫
とまれ今夏日向に赴く時は下車したい。
— 〔私が貧乏で〕 『夏』 青空文庫
今かう書いてゐると日向の方は忘れてしまひさうなくらゐ豊前長州には下りてみたい。
— 〔私が貧乏で〕 『夏』 青空文庫
あまり鏡というものを見る機会のない私は、ある朝偶然|縁側の日向に誰かがほうり出してあった手鏡を弄んでいるうちに、私の額の辺に銀色に光る数本の白髪を発見した。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
作例 · 標準
冬の寒い日は、猫が日向を選んで気持ちよさそうに丸くなっている。
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公園のベンチで、暖かい日向に当たりながら読書をするのが至福の時だ。
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「影にいると寒いから、あそこの日向まで移動して話をしよう」
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