恋慕
れんぼ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
love
文例 · 用例
いまでは横田はヤンキーの女達が過去スペインの愛犬に恋慕したように、無謀な愛情ときわどい婦人社会の教養をうけて裸体で近東風な機械体操や、スパルタ風の腕力を発揮したり、恐らくあの毛むくじゃらの胸を、つき出して、サロンを物好きな流行女の号令によって、自由自在に這い廻っていることだろう。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
露西亜の女が各国で乞食と売春と恋慕のために深い忍耐力を養っている間妾一人が堅気にはなれないのです。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
先程まではあなたさまが澄み切った顔をなされて、わたくしにつれなくなさる程、わたくしの恋慕の情が燃えました。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
ある夜、この小夜の中山にて山賊|出でて恋慕し、したがはざるによりて斬殺し、衣裳をはぎ取り行方無し。
— 岡本綺堂 『小夜の中山夜啼石』 青空文庫
ドリアンは、生れてはじめて身も世もない恋慕の思いに胸をかきみだされた。
— The Portrate of Dorian Gray 『絵姿』 青空文庫
スクリインやエハガキの上に空しい想いをつのらせているのに比べれば、遣る瀬なさなり不安なり、はるかに本物らしい恋慕の情がはげしく胸をふくらませるのであった。
— 渡辺温 『アンドロギュノスの裔』 青空文庫
たとえようもない無二無三な恋慕の情がするどく胸をかきむしりました。
— 渡辺温 『風船美人』 青空文庫
それも――井深君は殊の外内気な性向で、かつ多分それ故に謹直で、ついぞ遊びもしないし、酒も飲まないし、女の噂さえも滅多に口にすることのない人間なのだが、どう云う事のはずみか井深君が屡々遊びに行く友だちの妹で、やっと十八位にしかならない少女に生まれてない恋慕の情を覚えそめていたのである。
— 渡辺温 『少女』 青空文庫
作例 · 標準
その青年は、身分違いの令嬢に密かな恋慕の情を抱き、毎日彼女の姿を見つめるだけだった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼女は、遠い故郷に残してきた恋人への恋慕を胸に、異国の地で懸命に働いた。
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源氏物語には、光源氏が様々な女性に寄せる恋慕の歌が数多く収められている。
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