鮎漁
あゆりょう
名詞
標準
fishing for ayu
文例 · 用例
その軒提燈と同じ赤い提燈をゆらめかして、鮎漁りの扁長い船が鼓を鳴らして瀬を上下してゐた。
— 岡本かの子 『川』 青空文庫
榛軒は此中川の遊に先つて、多摩川へ鮎漁に往つたらしい。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
鮎漁を事とする里の若者をとらへて詠みかけた歌であらう。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
それは鮎漁に往く時醤油二杯に酒一杯の割でよく煮詰めた汁を拵えて持って往って、鮎が釣れたらば生きたまま直ぐにその中へ入れるのです。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
川では鮎漁がはじまつてゐた。
— 田畑修一郎 『医師高間房一氏』 青空文庫
六月一日の鮎漁解禁日がくると、引き続いて毎日出かけた。
— 佐藤垢石 『想い出』 青空文庫
六月一日の鮎漁解禁に、白泡を藍風に揚げる激湍の岩頭に立って竿を振る人々が、昨年よりも一層数を増したのも当然のことと思う。
— 佐藤垢石 『香魚の讃』 青空文庫
これは五月九日から鮎漁が解禁になったので、遠くからやってきて釣場所の優先権を占めようとする人たちが夜中から待機しているのである。
— 尾崎士郎 『親馬鹿入堂記』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日鮎漁について考えている。
鮎漁という言葉は日本語で重要だ。
彼は鮎漁の意味を理解している。
この文には鮎漁が含まれている。