鮎釣り
あゆつり異読 あゆづり
名詞
標準
ayu fishing
文例 · 用例
私が此夏、鮎釣りに泳ぎ渡つた際、大きな蟻に臍を食ひつかれて愕いた、竜宮岩も紅葉の間に浮んで、静もりかへつてゐる。
— 葉山嘉樹 『運動会の風景』 青空文庫
滝なして水沫さかまく宇治川に鮎釣りがてら聞くほととぎす明治二十七年七月十二日、人人と一日百首催しけるに、いみじく暑さ日なりければ。
— 與謝野禮嚴 『禮嚴法師歌集』 青空文庫
今年はまだ試みないが、鮎釣りの愉しみは、先づこの最初の匂ひから始まるといつてよい。
— 佐藤惣之助 『夏と魚』 青空文庫
現今では何といつても鮎釣りが人気王であるが、江戸期には今のやうに交通が便でなかつた故か、キス釣りが人気の中心だつたやうである。
— 佐藤惣之助 『日本の釣技』 青空文庫
又新宿からは鮎釣りの臨時列車も出たし、各府県が同じやうに釣徒のために好意を持つて、その河川を拓いてくれるから、日本は鹿児島から北海道まで、自由にその特有の魚を釣つて歩ける。
— 佐藤惣之助 『日本の釣技』 青空文庫
しかるに鮎の極く上等を手に入れるのは非常の困難で、私は以前国にいた時分鮎釣が好きでしたが東京へ来てからも暑中休暇には毎度近郊の川筋へ鮎釣りに出かけました。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
たゞ夏近くなると始まる鮎釣りの季節にだけ、堂本は仕事着めいたシャツに古股引、大きい麦藁笠といつた姿で川岸に現はれるのだつたが、それさへなるべく人目にかゝりさうな場所をはなれて、上の方から釣手が下つて来るとだんだん下流の方へ、時には一里位下に遠ざかつてしまふのであつた。
— 田畑修一郎 『医師高間房一氏』 青空文庫
私はそんな小さい時から、父のお供をして若鮎釣りに使う餌採りの相手をさせられた。
— 佐藤垢石 『父の俤』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日鮎釣りについて考えている。
鮎釣りという言葉は日本語で重要だ。
彼は鮎釣りの意味を理解している。
この文には鮎釣りが含まれている。