帯同
たいどう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
taking (someone) along
文例 · 用例
稲葉卯三郎が通訳長尾房之助を帯同、政庁を訪れると、ケノン少佐は移民法に接触してはならぬからと口頭契約で、人夫九百名、石工千名、人夫頭二十名、通訳二名、合計千九百二十二名の労働者の供給を申込んだ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
流竄者は家族の帯同を許されず、又、何人との文通をも禁ぜられた。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
その多くは夫人帯同であつたことも、私には意外であつた。
— 徳田秋聲 『微笑の渦』 青空文庫
外科の大家ヴィニー博士を帯同して行った方がいいな」記者パイク「今晩の会議の内容は分っているのかね」編集長「分らない。
— 海野十三 『諜報中継局』 青空文庫
最近よく往復することになった横須賀行きのこの列車は、葉子と同伴の時も一人の時も、庸三にとって決して楽しいものではなかったが、今夜も彼はどこかせいせいしたような気分の底に、一脈の寂しさを包みきれないで、帯同した庸太郎と一人の青年と並んで暗黙でクッションに腰かけていた。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
醤は燻を帯同し、その毒瓦斯をもって、突如戦線に現れた。
— ――金博士シリーズ・5―― 『毒瓦斯発明官』 青空文庫
交隣通信使は二ヶ国間の対等の公使であるが、之を帯同して秀吉の前だけは帰順朝貢と称して誤魔化してしまふ。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫
私は隠元が元来支那の人であるのを知らずにゐて、この寺の宝物を見るに及び、彼が異邦の人であるのを知ると同時に、彼が支那から帯同した椅子や洗面器の類ひを見て、彼に対する親しさを肉体的なものにまで深めるやうな稀れな感傷のひとときを持つたりしました。
— 坂口安吾 『女占師の前にて』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、海外赴任に家族を帯同することを許可された。
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重要な会議には、補佐官を帯同して出席した。
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「このプロジェクトの成功のためには、優秀な人材を帯同する必要があります。」と担当者は主張した。
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