同行者
どうこうしゃ
名詞
標準
companion
文例 · 用例
」自分は同行者の温順な謙譲な人柄からその人がベデカの権威に絶対的に服従してベデカを通しての宮園のみを鑑賞する態度を感心もしまた歯がゆくも思った。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
それはかまわないつもりでいてもそこを見て後に、同行者の間でちょうど自分の見落としたいいものについての話題が持ち上がった時に、なんだか少し惜しい事をしたという気の起こるのは免れ難かった。
— 寺田寅彦 『案内者』 青空文庫
それから同じ声で何かしら続けて物を言っているようであったが、何を言っているか自分にはわからないので同行者に聞いてみると「JOAK、こちらは東京放送局であります」と言ったのだそうである。
— 寺田寅彦 『路傍の草』 青空文庫
同行者――母、ベル、タウイロ(うちの料理番の母で、近在の部落の酋長夫人。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
美人座の拡声機だとわかると、私は急に辟易してよほど引き返そうと思ったが、同行者があったのでそれもならず、赤い首を垂れて戎橋を渡ると、思い切って美人座の入口をくぐった。
— 織田作之助 『世相』 青空文庫
わたしの眼にはそれが単に吹雪としか見えなかったが、同行者の多くの者の眼には、それが婦人の形をして立ち上がり、屍の上にかがんでこれに接吻し、それから氷山を横ぎって急いで飛び去ったように見えたと言うのであった。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
私はもうしゃべりませんから……」 私たちの若い同行者は、目の玉をクルリと廻して私を見た。
— コナンドイル Arthur Conan Doyle 『株式仲買店々員』 青空文庫
同行者は個人秘書のジョーゼフ・スタンガスン氏。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は旅行の同行者として、私を選んでくれた。
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旅の同行者が見つかって、ようやく安心して出発できる。
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予期せぬ同行者が現れて、計画が変更になった。
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