新穀
しんこく
名詞
標準
new grain
文例 · 用例
折柄間もなく新穀の出廻り期を控え、相場の動きも顕著であろうと思われる。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
だから神の為の新嘗であつたものが、二つに分れて、神ばかりのする新嘗、一族の長で神主たる主人の新穀を喰ひはじめの、神も臨席する新嘗と二通りが出来て、片方又両方共に行ふ風が出来たらしい。
— 折口信夫 『村々の祭り』 青空文庫
「饗」は神に新穀を供え祭ること、即ち新嘗の祭をいう。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
新嘗といふのは、毎年、新穀が収穫されてから行はれるのを言ひ、大嘗とは、天子様御一代に、一度行はれるのを言ふのである。
— 折口信夫 『大嘗祭の本義』 青空文庫
新嘗の用語例を蒐めて考へて見ると、新穀を召し上るのを、新なめとは言へない。
— 折口信夫 『大嘗祭の本義』 青空文庫
近く明治・大正の御大典に際しても、大甞祭に悠紀・主基の二殿を設け、まず新穀を天神・地祇に奉るの例は廃しない。
— 日本民族の概念を論ず 『「日本民族」とは何ぞや』 青空文庫
近く明治・大正の御大典の際に於かせられても、大甞祭に悠紀殿・主基殿において、天皇陛下はまず新穀を天津神・国津神に捧げ給うというようなことであります。
— 喜田貞吉 『特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ』 青空文庫
九 新穀で祭をする家屋。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫
作例 · 標準
秋になり、豊かな実りをもたらす新穀の収穫が始まった。
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新穀を使ったおにぎりは、格別な味がした。
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神社では、新穀を神に捧げる祭りが行われる。
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