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神国

しんこく
名詞
1
標準
land of the gods
文例 · 用例
それ故ある人々は、ヘルンがもし悪妻をめとり、意地悪の姑等と同居したら、彼の神国日本観は、おそらく顛倒した結果になったろうと言っている。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
」と日頃の百右衛門の思い上った横着振りに対する鬱憤もあり、噛みつくような口調で言って、「とかく生半可の物識りに限って世に不思議なし、化物なし、と実もふたも無いような言い方をして澄し込んでいるものですが、そもそもこの日本の国は神国なり、日常の道理を越えたる不思議の真実、炳として存す。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
天祖はじめて基をひらき、神代を経て、神武天皇その統を伝え、万世一系の皇室が儼乎として日本を治め給う神国の真の姿の自覚こそ、明治維新の原動力になったのである。
太宰治 惜別 青空文庫
かみきりや姿を見せよ神国のおそれを知らばやくたたらざれ
田中貢太郎 簪につけた短冊 青空文庫
支那では古からあったことのようであるが、犠牲の観念は吾が神国にも支那の思想や文物の移入と共に伝わったのではないか、既に今昔物語には人身|御供の物語が載っていて、遥かに後の宮本左門之助の武勇談などの祖と為っている。
幸田露伴 連環記 青空文庫
されば、北畠親房は、吉野の朝廷の中枢にあつて、軍政両方面に肝脳を砕いてゐたが、人心の頽廃を嘆じて、日本の国体を明らかにせんとし、「神皇正統記」を著述し、「大日本は神国なり。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
この故に神国といふなり」と、冒頭第一に、国体の真髄を発揚してゐるし、「凡そ王土に孕まれて、忠を致し命を捨つるは人臣の道なり。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
聖徳太子が「日出処の天子」と書かれた国体精神が、北畠親房の「大日本は神国なり」の神皇正統記となり、而して之等の学者に正しく承け継がれてゐたのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
作例 · 標準
古代の人々は、日本を神国と信じ、神々を崇めていた。
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その国は、神国として多くの伝説や神話に彩られている。
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文献には、神国の思想が色濃く反映されている。
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